2009年10月04日 (日) | 編集 |
タイトル | Nega0(ネガゼロ) |
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メーカー | ETERNAL |
ジャンル | ガールズデバッグADV |
発売日 | 2009/9/25 |
シナリオライター | 七烏未奏with企画屋 |
原画 | みこしまつり・れとまクロ・谷口 欣孝 |
オープニング曲 | 「ネガティブゼロ・パラダイス」 歌:有栖川みや美 / 作詞:砂守岳央 / 作曲・編曲:四十万行道 「Blue flame」 歌:有栖川みや美 / 作詞:浦沢環 / 作曲・編曲:四十万行道 |
エンディング曲 | 「みもざのはな」 歌:さくらはづき / 作詞:砂守岳央 / 作曲・編曲:四十万行道 「Sweet Machine」 歌:安芸らら / 作詞:砂守岳央 / 作曲・編曲:四十万行道 |
挿入歌 | - |
備考 | - |


シナリオ A+
テキスト D+
キャラクター B
グラフィック B+
サウンド B
システム B
総合 B+
詳しいレビューは続きからどうぞ
シナリオ A+
○ラストルートが秀逸
○テーマ性のあるシナリオ
○設定がおもしろい
テキスト D+
○張り巡らされた伏線
△中だるみしやすい
△会話にノリきれないのか日常シーンがやや退屈。
キャラクター B
○個性豊かなキャラクター
○主人公の使い方に意外性があったのは良かった
△一部キャラクターが不愉快
グラフィック B+
○定評のあるSD絵(いち にー)
○ムービー挿入有り(いち ムービー にー)
○チャプタータイトルや幕間があったのは良かった。(いち にー)
△CG数がいまひとつ物足りない
サウンド B+
○個性的で耳に残るBGM
○個性的なOP
システム B
☆戦闘システム・デバッグシステムはおもしろい
△戦闘にやりこみ要素が欲しかった(作業プレイになりがちなので)
△システムにもう少しなんとかして欲しいというポイントが多い
総合 B
感想
つまらないけれどおもしろい作品。はっきり言って、テキストは自分に合わないのか読むのが苦痛に感じる場面がしばしば。キャラクター同士は盛り上がっているものの、読んでいる自分がノリについていけてない感じです。しかも周回プレイなので同じ場面が多く、非常に中だるみしやすいのが難点。ただし、それに反してシナリオの方は秀逸なので(良い意味で)困る。最初はただ漫然とテキストを読みバトルをしていくだけだったけれど、プレイを重ねるうちに展開を予測する要素が加わり、だんだんと話の核に近づいていく過程が面白い。特に最初に無茶苦茶に感じたことにも意味を持たせていたのはうまかったと思う。ラストルートは秀逸なので、オールクリア推奨。というかオールクリアしないと意味が分からないし面白さも半減。ただオールクリアするまでがつらいのもたしかなので、埋もれそうな名作という印象が強い。あるいはバカゲーのメッキを縫ったシナリオゲー。まさしく「さよなら、ご都合主義。」なゲームでした。
あっ、それとこれからプレイしようという方は2週目以降でメモリスロットの装備を忘れずに。
お気に入りのキャラクター:れいこ、ナナカ、兼定
れいこは途中まで見ているとイライラするようなキャラでしたが、ラストルートで評価が一転した感じ。最初アレだけ駄目だったのが最後には・・・という展開はありきたりだけれど、それまでのシナリオ上での積み上げや演出もあり非常に良かった。(いち にー)
ナナカと兼定はシリアス・ギャグとどっちも良いのが良い。またシナリオ上での活躍もあり、主人公・ヒロインに次ぐ形で非常にゲームを盛り上げてくれた。(いち にー || さん よん)
お気に入りのルート:ラストルート
今までの伏線回収をしつつシナリオの核に到達するラストルートがもっともおもしろかったです。あの後ろ向きなれーこの成長する姿は今までが今までだっただけに結構きました。ただ、「さよなら、ご都合主義。」だけあって、ラストルートは人によっては鬱展開に感じる人もいるかもしれませんが。
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